近年、畜産農家サイドでは、国内で口蹄疫やBSE問題などが発生したことにより、安全な国産飼料へのニーズが求められていました。 しかし、その餌となる稲わらの収集は時期が限られており、飼養頭数の多い農家や経営規模の拡大を図る農家にとって、その収穫労働は過重になっていました。加えてBSE問題で中国産の稲わらの輸入停止も決まり、ますます経営縮小を考えなくてはいけない状態でした。
一方、水稲農家サイドでは、これまでに稲わらは一部収集されてはいましたが、多くは焼却やすき込みで無駄に処分されており、それを十二分に有効活用されていない現状がありました。
そこでわたしたちは、近年の輸入米によって国産米の価格が下落傾向の中、その稲わらを販売することで、多少の所得確保が図られるのではないかと考えました。 またわたしたち後継者サイドでは、稲わらの収集時期に農閑期など重なり、時間的に余裕があり畜産農家サイドが確保できない収穫する時間が十分に取れました。
このように地域農家の異なる3サイドの利害の一致が見られて、H.15年に国の補助金(国産粗飼料増産緊急対策事業)を得て、必要となる機器をそろえ始めてこの『農業生産法人 グリーンスマイル大分』を発足させました。

